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【長編洒落怖】団地での新聞配達

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そして401を配り、
3階へ降りようとしたとき、

「んっ?」

何か違和感を感じた。

3階へ降り、
302の部屋の前に行こうと通路の向こうを見ると
なんと、奴が6号室側の階段へ消えるのが見えた!

つけていたはずの電気も消えていた。

違和感の正体はこれだったのだ!

もし奴が生きている人間なら、
これから階段を利用しようとしてるのに、
電気を消すはずがない。

奴はやはり404の新聞配達員の亡霊だったのかもしれない。

俺がもう6号室側の階段を使わないから
拝んでくれたお礼に、
代わりに消してくれたのか?

これを最後に奴の姿を見ることはなかった。

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