484 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:03/10/10 00:24
俺、薬の匂いを漂わせた謎の隣人の話を聞いたことある。
詳しく書いたほうがいいかな?
486 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:03/10/10 00:41
じゃあ、お言葉に甘えて。
どっかで聞いた話だから、かなり変になったら、スマソ。
ある男がとあるマンションに入った。その男はそのマンションが少々狭いが非常に気に入ったそうだ。
そのマンションにはロフトがあった。
掃除をその男が入った直後にしていたら、ロフトと壁の隙間に長い髪の毛が挟まっていた。
そのときは、前の人間のモノだろうと推測したらしい。
その男は掃除が一段落付いたので、隣近所にあいさつ回りに向かった。
しかし、確実に居るはず(大家に最後の部屋だといわれてた。)の隣人は居ない。
で、その日はあきらめて、違う部屋に向かった。
そのときに、消毒薬のような、漢方のような匂いがしたらしい。
487 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:03/10/10 00:51
ああ、書き忘れていた。
ベランダがあって、そこの敷居が下が少し開いているタイプで、荷物用のダンボールで下もついでに蓋してた。
で、その後も中々その隣人には会えずじまいになっていた。
あるとき、その男の元に隣人の荷物が隣人不在のため預けられることになった。
男はすでに隣人を不気味に思っていたが、しょうがなく(興味半分で)受け取った。
でも、一週間ほどたったある日から強烈なまでに箱の中から漢方臭が漂ってきた。
だから、となりの部屋の人間に会えないから隣の部屋の前に置いておいた。
そうすると、おいてすぐに、隣の部屋から灰色のかさ付いた肌の腕がその箱を回収するところをその部屋の男は見た。
その男は嫌~なモノを見た気になって、すぐに部屋に引っ込んだ。
490 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:03/10/10 01:04
三ヶ月ほど過ぎたある日、男は妙な感覚を覚え始める。
誰かにすぐ近くから見られているような焦燥感だ。
とっさに部屋を見回すが、誰も居ないし、何も無い。
男は一人暮らし特有な感覚で、勘違いだと思った。
しかし、ある日ベランダのところに限界まで見開かれてこぼれそうになっている目が覗いているのを見てしまった。
見た瞬間に目は引っ込んだそうだ。
男は正直怖くなった。そして、次の日にダンボールを確認したが、動いた形跡は無かった。
男は隣を覗いてみると、枯れた草が2~3あるだけで、部屋もおかしくは無かった。
しかし、ダンボールの裏面を見ると男は嫌な感覚を覚えた。
薬みたいなものがかけられたように、すさまじいまでに変色していたのだ。
そこで、男は大家に聞くと、大家は中々そんな曖昧な理由じゃ干渉はできないと言われた。
男はとりあえず、木の板で穴を塞ぐことだけは了承してもらった。
492 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:03/10/10 01:23
男は正直、となりが気になって気になって、しょうがなく、気も張り通しだったため疲れ始めていた。
そんな時だった。隣に黒い男が立っていたのは。
最初初めてみた隣人の姿かと思ったという。しかし、違った。
その浅黒い男は、なんとなく不安になる声で男にきいた。
隣の部屋で何か変なことはなかったか?と。
男は特に無かったっと答えた。嫌な予感もしたからだ。
そうすると、あなたはここの部屋をでるつもりはないか?もしでるんなら我々に連絡が欲しいといった。
つまり、大家が変わったのか?と質問すると、そうだという。
分かりましたとだけ答えて男は部屋に引っ込んだ。その男はそれきりずっと2時間ほど隣の部屋の前に居たと言う。
正直もう嫌だった男はますます隣人が気になった。だが、正直部屋も嫌だった。
そこで、一回だけでも隣人を見たら引っ越そうと決めたという。
しかし、すでに隣の男の精神は擦り切れかけていたらしく、二日とせずに自殺した。
その遺書には、漢方くさくてかなわないので死にます。と訳の分からないことが書いてあったと言う。
そして隣には日記が添えられていた。そこには、隣人は長い髪の女だったと訳の分からない言葉がかいてあった。
その男の死体が発見されて、運ばれるときに灰色のかさ付いた肌の女がドアのところに立っていたらしい。
そして、死臭が全くしないほど漢方くさかったらしい。
493 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:03/10/10 01:26
てえ感じの話をどっかで聞きました。まあ、ツマンナイ話でスマソ。
本当はもっと長くて、細かい話を聞いたんですが、めんどくさかったんで短くしちゃったんで、怖さも全然薄れたかも。
本当にスマソ。