535 :本当にあった怖い名無し:2005/10/02(日) 03:53:06 ID:2bMdqCH20
村の誰かが亡くなり、何日かの間、夜は家族全員で私の部屋で見張るように眠りました。
つまり実験したわけですが、父以外の家族は全員嫌がりました。
しかし、お堂や僧侶のお祓い料に相当金を使ったらしく、
父が「効果があるか試さないと納得がいかない!」と言い張って、無理矢理付き合わされたという事です。
変な話ですよね?(笑)実に父らしいのですが・・・。
しかし・・・やはりと言うか、その部屋は空き部屋になってしまいました。
私はもう二度と、あんな目に遭いたくなかったからです(笑)
仕方なく父は物置を取り壊し、そこの離れを建てて兄の部屋にし、兄の部屋が私の部屋になりました。
そして二階の角部屋は、見事に物置になりました。
536 :本当にあった怖い名無し:2005/10/02(日) 03:53:36 ID:2bMdqCH20
父は何かにつけてブーブー言っていましたが、他の家族全員がそう主張したので、父も折れるしかなかったようです。
母が嫁いできた当時、それに併せて家を建て替えあの角部屋は、夫婦の寝室だったそうです。
しかし霊感の強かった母は、霊が通るたびに眠れない夜を過ごし、軽いノイローゼになり始めていたので、
下の部屋に移ったのだそうです。
そして、私の体に付いていたアザと同じ物が、母にも付いていた事があるそうです。
その時は、母が自分で付けたのだとばかり思い込んでいたのですが、
私の体にも付いているのを見て、兄弟達も目撃した事から、とうとう父も認めたのでした。
結局、物置の為にお堂を二つも造り、お祓い料や毎年のお札の代金。
それに、2年に一度お経を上げて貰う為に、車で迎えに行く事になり、父には気の毒な事をしたと今では思います。
537 :本当にあった怖い名無し:2005/10/02(日) 03:54:18 ID:2bMdqCH20
私が遭遇したおじさんの霊は、長い入院で心が少し病んでしまい、
寂しさで誰かを連れて行こうとした、タチの悪い霊だったようです。
「殆どはただ通り過ぎるだけ」と、母が話してくれました。
しかし、事故死や自殺者の霊は本当に怖いと母は言います。
誰かれ構わず道連れを作りたがるのだそうで・・・
そう言うわけで、今でも私の実家では、両親と兄夫婦が住んでいますが、
二階の角部屋は物置のままだし、お堂も設置されたままです。
皆さんも霊道に遭遇したら、とにかく逃げ出して下さい。
霊道を通る霊は、霊道の中から出られないそうですから・・・
間違っても、霊道の進む方に逃げないようにして下さいね。